外国商標の獲得方法と活用例
外国商標の活用メリット
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ブランドの確立ができる
外国商標を取得することで、製品やサービスの高付加価値化や差別化によるブランド戦略が可能となり、国際競争力を強化できます。
日本での商標登録が完了して海外展開をするとき、外国商標の取得を目指すことはブランドの確立などのメリットも多く、有効な企業戦略と言えます。
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模倣品が出回ることによる
ブランドのイメージダウンを防げる海外での自社製品の模倣品対策や発明技術の保護、さらにブランドイメージを守る観点からも、国際的なブランド戦略を立てる上で外国商標を取得することは今の時代に必要不可欠となっています。
国際登録出願(マドプロ)日本の特許庁を窓口とし、日本での商標出願又は商標登録を基礎にして、一度に複数の外国(締約国・加盟国)へ出願することができます。
特定の国へ直接出願出願したい国を限定し、希望の国へ直接商標出願を行います。
費用はどのくらい?
国際登録出願(マドプロ)
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米国・中国へ出願した場合
1商標で1区分を指定
約32万円
拒絶通知への対応は別途必要に応じて -
米国・中国・EUへ出願
1商標で1区分を指定
約47万円
拒絶通知への対応は別途必要に応じて
特定の国へ直接出願
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中国へ出願した場合
1商標で1区分を指定
出願費用 約13.5万円- 拒絶通知への対応は別途必要に応じて
- 登録時には約4.5万円(手数料、現地手数料含む)がかかります。
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米国へ出願した場合
1商標で1区分を指定
出願費用 約17.5万円- 拒絶通知への対応は別途必要に応じて
- 登録時には約7.5万円(手数料、現地手数料含む)がかかります。
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EUへ出願した場合
1商標で1区分を指定
出願費用 約28万円- 拒絶通知への対応は別途必要に応じて
- 登録時には約6万円(手数料、現地手数料含む)がかかります。